食事をした後は30分~1時間半は、血糖値が高いままですから、貯蔵脂肪の分解が始まるのはその後、ということになります。
ですから太っている人にとって、「昼食を12時にとり、3時のオヤツにケーキを食べる」などというのは、最悪のパターンだといえるでしょう。
これを避けるひとつの方法は食後に運動をすることです。
運動するとインシュリンの分泌が抑えられ、「ヤセリパーゼ」が元気を回復して、血中脂肪のエネルギー化が促進されます。
そうして、血中インシュリンが低下すると、「デブリパーゼ」が脂肪の貯蔵作業の意欲を低下させてしまいます。
ですから食後に友人と世間話をして時間をつぶすよりも、簡単な「食後の体操」をするほうが、どれほど身体にいいかわかりません。
もちろんこのタイミングでダンベル体操ができれば、1番いいのですが。
もうひとつの方法は、運動をして、貯蔵脂肪の分解を促進させることです。
これには、コーヒー、紅茶、緑茶といった身近な飲みものを摂取することで可能になります。
これらにはカフェイン、テオフィリン、テオブロマイドといった物質が含まれていて、貯蔵脂肪を脂肪酸に分解することを刺激するのです。
もっとも、ここではあくまでも貯蔵脂肪を分解するだけです。
いらない脂肪は、胸に脂肪注入して豊胸してしまうという方法もありますが。
貯蔵脂肪が分解されて血中に放出されてきた脂肪酸をエネルギーとして燃焼するために運動をしなければなりません。
もし運動をしないでいるとめぐりめぐって再び脂肪組織に戻ってしまうことにもなります。
結局は運動をしないでジッとしていては、意味がないことになります。
ここでコーヒーや紅茶に砂糖を入れてはいけません。
脂肪細胞内で貯蔵脂肪が分解されて生じた脂肪酸が、脂肪細胞内でもう1度脂肪に戻ってしまって、血液に出てこなくなるからです。
どうしても甘味がほしい人は、市販の人工甘味料を使いましょう。